七十七銀行とNTT東日本は6月4日、地方創生への取り組み強化に向けた連携協定の締結式を仙台市青葉区の複合施設「CROSS B PLUS」で開きました。行政、民間企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)などを推進し、地域社会の活性化を図ります。
締結は6月3日付。連携事項には(1)地域資源・資産を活用した地域価値の向上・共創(2)地方公共団体と連携した地域課題の解決(3)持続可能な地域のまちづくり(4)地域企業・産業の成長支援などを盛り込みました。
NTT側の情報通信技術(ICT)を生かして県内の市町村、企業のDXを進めるほか、鳥獣害対策やワーケーション推進などで幅広く連携します。
締結式で、七十七銀の小林英文頭取は「新型コロナウイルス禍もあり宮城の企業は厳しい状況。デジタル化は必須だ。互いのネットワーク、ノウハウを掛け合わせ地域の競争力を強化したい」と話しました。NTT東の滝沢正宏取締役宮城事業部長は「NTTグループのネットワークやデジタル化技術、銀行の顧客基盤やコンサルティング力で地方創生に対応する」と述べていました。