宮城県は17日、人気ゲーム「ポケモン」の海獣キャラクター「ラプラス」とタイアップした「ラプラスカフェ」を仙台市青葉区の複合施設「クロスBプラス」に開設します。
「みやぎ応援ポケモン」のラプラスと連携した観光誘客企画で、来年1月16日までの期間限定。
カフェではラプラスをイメージしたパンケーキなどのオリジナルメニューを提供し、県内企業とコラボした各種ラプラスグッズを販売します。
ラプラスと、それぞれ岩手県、福島県を応援する「イシツブテ」や「ラッキー」が登場するイベントも開催されます。
新型コロナウイルスの影響を受けた観光業の支援策の一環。店内では大型ビジョンを使って宮城の観光情報を放映します。通常200席の定員を84席に制限し、感染対策に配慮しています。
宮城県は2019年7月に応援ポケモンに就任したラプラスと観光キャンペーンを展開。今年7月には制作販売会社のポケモン(東京)と観光振興を軸とした包括連携協定を締結し、スタンプラリーなどを実施しています。
村井嘉浩知事は12月6日に行われた定例記者会見で「訪れた人が県内を巡りたくなる仕掛けを施した。さまざまなメニューも制作中だ」と語りました。
営業は午前10時~午後5時で、1時間20分ごとの総入れ替え制。事前予約者優先で予約は各日3日前まで、1グループ4人が上限。ラプラスカフェの特設ウェブサイトから申し込む。当日でも空きがあれば入店できるということです。