CROSS B PLUS

HISTORY

芭蕉の辻に、人生、文化、地域、時代、
あらゆるものが出会い、クロスする

東北・新潟プロモーション連携拠点事業

芭蕉の辻は、
南北に走る奥州街道が交差する
仙台城下の中心

芭蕉の辻は、仙台城から東に向かってのびる大町通と江戸時代の交通の大動脈、南北に走る奥州街道が交差する、仙台城下の中心でした。城下で最も繁華な場所で、幕府が出した禁令などを掲げる高札場(こうさつば)も設けられ、「札の辻」とも呼ばれていました。
その名の由来は、芭蕉を植え継いできた場所であるからとも、芭蕉という虚無僧(こむそう)が住み着いたからとも言われています。
芭蕉の辻の最大の特徴は、辻の四隅に立つ大きな建物で、19世紀初頭になると絵図に楼閣(ろうかく)風の建物が描かれるようになります。板葺きや茅葺きの平屋が多い城下町のなかで非常に目立ち、城下の名所でした。

芭蕉の辻プロジェクト